BLOG美容院でオーダーする時「おまかせ」って言っていいですか?

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美容院でオーダーする時「おまかせ」って言っていいですか?

2020.3.3

美容院で「おまかせで!」と頼むのは、アリなのかナシなのか。
結論から言うと、全然アリです!言ってください!しかし、完全丸投げのおまかせは、少し困ってしまいます。

なぜなら、お客様自身が望むヘアスタイルと、美容師がお客様に似合うヘアスタイルが、必ずしも一致するとは限らないからです。

今回は美容室でオーダーする時について記事にしました。

美容室で「おまかせ」頼み方として有り?無し?

基本的に完全丸投げのおまかせにできるのは、好きなヘアスタイルもライフスタイルも理解している常連の方です。ある程度好き嫌いを熟知していないと、いくら美容師目線で似合うヘアスタイルにしても、お客様が望むヘアスタイルと一致するかは分かりませんので初めて来店される方はご注意ください。

ソワンシュールでは初めて来店されたお客様には、しっかりとカウンセリングし悩みや希望を聞き出し、お客様が望むヘアスタイルに「おまかせ」オーダーでも近づけます。

「してみたいヘアスタイルがない」「どう伝えたら良いかわからない」「オーダーするのが面倒だ」というときに「おまかせ」は便利ですがこういう気持ちのときこそ、カウンセリングでしっかりと相談して解決することをおすすめします。

美容院での頼み方「おまかせ」がアリな条件と理由

長さが決まっているならアリです。

当然ですが切った髪を長くすることは無理ですので仕上がりがロングなのか、ミディアムなのか、ショートなのか長さを決めて「おまかせ」はアリです。

「サイドは残しておきたい」「ボリュームは減らしたい」希望はすべてお伝えください。

イメージがあればアリです。

ヘアカタログでイメージを共有できれば「おまかせ」はアリです。バックスタイルも有り、3つくらい共有できれば尚良しです。

プライベートはフェミニンな感じでも仕事ではクールでカッコイイ方もおられますので「なりたいイメージ」もあればお伝えください。

常連の方で信頼関係があればアリです。

何度か施術させて頂き、お互いに安心できる関係ならアリです。常連の方でカラーやパーマもしたことがあるなら完全丸投げもアリです。

「これだけは嫌」というのがあればお伝えください。

美容院での頼み方「おまかせ」がナシな条件と理由

初めて来店された方の完全丸投げの「おまかせ」はナシです。

やはり初めてお会いする方の好みを一瞬で理解するのは、ほぼ無理ですので情報の共有のない「おまかせ」は互いのリスクが高すぎるので控えて頂きたいです。

「おまかせ」の範囲が不明な場合はナシです。

一言で「おまかせ」と言っても人それぞれで範疇(はんちゅう)を超える場合もあります。美容師は似合う髪型を提案しますが「これはNG」「これは嫌」と最低限の範囲はお伝え頂ければと思います。

後悔する「おまかせ」はナシです。

特に希望がなく、「おまかせ」してカットした後に「こんなに切るとは思わなかった」カラーした後に「こんな髪色になると思わなかった」等、お互いに後味の悪くなる「おまかせ」は控えて頂ければと思います。

美容室で美容師さんに「おまかせ」でお願いする時の頼み方

まず、「絶対になりたくないイメージ」をお伝えください。

そして髪の悩みを伝え、なりたいイメージがあるなら教えて頂き、切ってよい長さを確認し、後は「おまかせ」的な頼み方なら美容師も施術しやすいです。

美容院で「おまかせ」して失敗しない頼み方

  • ヘアカタログで3つほどヘアスタイルの共有
  • してほしくない事を事前に伝える
  • 髪の悩みを共有
  • 普段のスタイリング方法を伝える
  • なりたいイメージ・長さの共有

ここまでカウンセリングすると「おまかせ」になっていない気もしますが美容師も様々なタイプがおり、なりたいイメージを優先し普段のスタイリングをお客様に頑張ってもらうスタイルにしたり、普段のスタイリングが楽になるよう髪の悩みを解消するスタイルにしたり、美容師によって重要視する箇所が変わりますので、その部分を「おまかせ」することで失敗せず仕上がりを楽しみにできると思います。

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岡 真吾

スタイリスト歴20年以上。美容専門学校の講師として300人以上の学生を指導した確かな技術で、再現性のある美髪スタイルをご提案します。