「デザインカット」と「カット」の違いって?現役美容師が解説!
2020.4.10
結論から申し上げると「デザインカット」と「カット」に違いはありません!
美容師一人ひとりが、カットへの考え方や感性の違いでネーミングしているので各美容室のメニューには色々なカットが存在します。
カット技法に名前もありますが別の話になりますので機会があれば記事にします。
ここからの話は自論になり正しいかどうかは不明確ですが特に正解のあるものでもないので最後までお読み頂ければ幸いです。
カットの種類は美容室によって色々あります!デザインカットとは
色んな美容室のカットメニューを見ていると
- 似合わせカット
- 骨格矯正カット
- フォルムカット
- パーソナルカット
- トレンドカット
- デザインカット
他にもスタイリストの役職により「オーナーカット」「ディレクターカット」等、呼び方は様々ですが、すべて「カット」することに変わりなくデザインカットでも似合わせますし、似合わせカットでもデザインします。
※他サロンではスタイリストの実力によって料金が違ったりしますので要問合せです。
個人的には「デザインカット」という単語をよく使います。
ウイキペディアで「デザイン」を調べると
【デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現すること 】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3
とあり 美容師に置き換えると、デザインカットとは
具体的な問題=お客様と決めた髪型
解き明かすための思考・概念の組み立て=カットするイメージ展開図の作成
媒体に応じて表現=実際にカットし表現
と、個人的に解釈し使用しておりますが「普通のカット」です。
「普通のカット」とはお客様とのカウンセリングで決めた髪型を美容師が今まで学んだ技術をフルに活かし、お客様の骨格・髪質・毛流・毛量を考えまとまりやすく似合う感じにカットさせて頂くことです。
もちろんファッションや個性・雰囲気・全身のバランス・なりたいイメージをすべて考慮させて頂きカットしております。
デザインや似合わせなど言い方はそれぞれですが美容師個々がしっかり学んだ技術を各美容室では提供しておりますので体験して頂ければと思います。
現役美容師が教える!デザインカットと似合わせカットの違い
この二つの表現は、似て非なるものと考える方と同じと考える方に分かれると思います。
似合わせカットは美容師からの提案型でお客様の髪質・骨格、雰囲気等を見定め任せて頂ければ似合う髪型を提供するという意味合いが強いと思います。
もしくは、どんなオーダーでもお客様に似合うバランスでカットするという意味なのか、私自身は似合わせカットはお任せカットに近いように思ってます。
普通のカットをしたいのに美容室のメニューにデザインカットしかない場合
安心してください!!
デザインカットは普通のカットです。
しかし、ごくまれですが特殊なカット技法を使ってカットすることをデザインカットと言い、カット技法により料金が高くなるサロンもあるそうです。
そういう場合もありますので、念のため料金についてはお問い合わせしていただいた方が良いかもしれません。
まとめ
デザインカットとは、お客様と決めた髪型を美容師が展開図を描き髪の質・量・その他、悩みを考慮し形にしたもの。
大半の場合、美容室・美容師によってネーミングされたサブタイトルの様な呼び方で「カット」よりもインパクトがある「デザインカット」等が使用されている。
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美髪の伝道師 岡真吾